こんにちは、スギプロです。
振り遅れる原因二回目です。
第一回目では、腕の動きによって振り遅れになってしまう
という内容でレッスンしました。
今回は、振り遅れるのが身体(胴体部分)の動きで起こるメカニズム
を解説レッスンしていきます。
身体が開くと、振り遅れる!?
「身体が開くから、右に飛ぶんだ!
もっと身体の正面でボールを打て~~!!」
教えて欲しくもないのに、知らないおじさんがいいそうな言葉ですw
この言葉、ほんとよく耳にするんですが、果たして本当なのでしょうか?
確かに過度に上半身が開きすぎる場合は、振り遅れる原因にもなります。
しかしよく考えてみてください。
みなさん、プロのスイングの分解写真やスーパースローって
見たことがあると思うのですが、、
プロのスイングって身体の正面でボールを打ってますか?
宮里藍プロのインパクト
この写真は藍ちゃんのインパクトです。
腰は約50度以上、肩のラインは30度以上は開いて
インパクトしている感じが解るかと思います。
つまり全く身体の正面(身体を開かないで)打ってはいませんよね。
他のプロも見て確認してほしいのですが、
身体を開かずに打っているプロはほとんどいません。
つまり身体は開いていい!いやむしろ開かなければならない!!
といっていいくらいかもしれません。
ではなぜ身体を開くな!という教え!? みたいなものがあるのか?
身体が開くというよりは、身体が起きる、
流れる(スウェー)ために振り遅れる
ゴルフのスイングは回転によって成り立っています。
回転するということは、必ずどこかを軸にして動かします。
ただ軸といっても、動かない一本の軸ではなく、
(今回は難しい話になるので割愛します)
移動しながら保たれる軸だと思ってください。
そのスイング軸が流れてしまったり、傾きが変わったりしてしまうと
身体を中心とした回転運動が出来ません。
ゴルフのスイング中、身体が起き上がったり左に流れたりするのは
身体の回転が止まったり、回転軸が大きくズレれた状態を引き起こしますし、
振り遅れの原因となり、無理やり手を使わなければ打てないスイングになってしまいます。
つまりアドレスの前傾に近い角度や、正面からみた体の軸などが極端にズレた場合は
当然身体の回転だけでは打てないため、手や腕を使わざるを得ないということです。
ではどうやれば、前傾が崩れたりスウェーしたりせず、軸を保ってスイング出来るのか?
今回はスイング中の身体の動きについて動画解説しています。
【振り遅れる原因2、身体の回転編】
前回は、腕の振りや手の使い方が原因で振り遅れるが発生することについて
動画を紹介しましたので、まだご覧になってないかたはや、
もう一度確認したいかたは、こちらもどうぞ参考にされてみてください。
【振り遅れる原因1、腕の振り編】
振り遅れが治れば、思いっきりボールを叩いてスイング出来ます。
今回のレッスン記事が、振り遅れにより、ボールが右に飛んでしまう方や、
スライスしてしまう方のヒントになればわたくしスギプロとても幸せです。
腕や身体の正しい使い方をマスターしてストレスのないゴルフを楽しみましょう~!
では、また次回! スギプロでした~ ^^)
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